埼玉県「障害者アート」マッチングサポート事業の支援を受けて制作された
「どんな障害のある人でも受け入れる-工房集コンセプト・ワークブック10」には、
工房集の根底にあるもの、背景、過程、理念が込められています。
工房集スタッフとアートディレクターである中津川浩章さん、それぞれがインタビュー形式で工房集が大切にしている考えを話し、
それをフィルムアート社・津田広志さんがまとめ、編集したものです。そして三宅理子さんのデザインで、10のコンセプトにまとめました。
華やかに見られる表現活動の裏側には、リアルな福祉の実践の上に成り立っている日常があります。
「集の人はエリート」と少し誤解されて注目されるようになった今だからこそ、
障害者を取り巻く情勢がますます辛い・苦しい状況になっている今だからこそ、
工房集が大切にしている考えを形にしたいという想いで制作しました。
このコンセプトブックは、サクセスストーリーとして発表したいのでは決してなく、
これからのアートや福祉、社会のあり方を考えたい人に生かしてもらうことができるのではないかと考えています。
そして、枠組みを超え、新しい関係、価値観が生まれることを願っています。

どんな障害のある人でも受け入れる
-工房集コンセプト・ワークブック10
発行:川口太陽の家・工房集
執筆:宮本恵美(工房集)+梅田耕(工房集)+中津川浩章(美術家、アートディレクター)+津田広志(フィルムアート社)
デザイン:三宅理子
編集:フィルムアート社
A5 22ページ
制作年:2012年
価格:500円(税込)