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連続個展・仲間の夢をかなえる
「PART1 杉浦公治」


2012.01.21sat-02.03fri


工房集ギャラリー


杉浦公治は字を文字として認識しているというよりも絵として見ているのではないか。四隅を自分で切り取った看板のような形態の段ボール紙にマーカーで看板や広告の商品名やコピー文字を描いていく。そしてその部分には時々、色面が塗られ文字の意味というより妙に視覚的で断片的な世界だ。彼は目に映りこむ興味をもつ言語・形態を記憶していくようなのだが、それは広告のキャッチコピーや商品名などで、それが彼の興味を持つことのできる世界そのもののようなのだ。 意味とイメージの間を縫って出来上がる広告やキャッチコピーの世界は狭く奇異だが、隠された別の世界の存在を予感させる。そしてそれが集積されるとまさしく「世界」が立ち現われてくる。 彼の視覚に映る世界はどうなっているのだろう。「私の見ている世界が本当に他者の見ている世界と同じなのか、重なっているのか、それとも全く異なっているのではないか」ゲシュタルトの崩壊のような感覚、彼の作品を見ているとそんな不安と他者の秘密を覗き見るような快感とこわさが同時に訪れてくる。
工房集アートディレクター・美術家 中津川浩章



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