ポンピドゥー・センターに作品が収蔵されました

この度、齋藤裕一さんと柴田鋭一さんの作品がフランスにあるポンピドゥー・センター(ジョルジュ・ポンピドー国立芸術文化センター)に収蔵されました!!!
世界的に著名なアール・ブリュットのコレクター、ブリュノ・デシャルム氏のコレクションから、242人約1000点の作品が寄贈されることになり、その中に二人の作品も含まれています。
この寄贈により、ポンピドゥー・センターでは、アール・ブリュット部門が開設され、常設展示室がオープンします。
展示室はスペースに限りがあるため、
作品を入れ替えての常設展になるようです。
ポンピドー・センターはフランス国立の近現代義美術館で、10万点以上の作品を所蔵し、近現代美術のコレクションとしてはヨーロッパ最大、世界ではニューヨーク近代美術館(MoMA)に次いで2番目です。
世界最高峰の美術館に齋藤さんと柴田さんの作品がコレクションされ、後世に名を残して生き続けていきます。
25年の活動の中で、海外の近現代美術の美術館に収蔵されるのは初めての機会です。
活動を始めた当時を想うと、
まさかこんな日が来るとは、本当に感無量です。
齋藤さんは所属して20年、スタッフとともに制作を模索する中で文字を書きはじめ、「ドラえもん」、「ポケモン」など好きなテレビ番組を描いてきました。
柴田さんは初期から活動を続けてきた先駆者の一人です。代表作「せっけんのせ」を描いて25年が経ちます。
長年の活動の中から、数々の作品が生まれ、
本人のみならず、スタッフ、家族、様々な方の意識を変えながら、社会に問いかけ続けています。
そして近年は国内から海外に発表の場が広がってきていますが、当初は想像しえなかった出来事があっても、
作家本人にとっては、作品だけでなく、
かけがえのない日常があり、
変わらず一日一日を大切に生きています。
今回のコレクションは今後の活動の大きな励みになり、
また、今後の影響力は計り知れません。
このような機会に恵まれ、
お力添えをいただいた小出由紀子さんはじめ、
関係者のみなさま、ありがとうございました。
ポンピドゥー・センターについては、
こちらをご覧ください。
※画像はホームページより
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柴田鋭一 EIICHI SHIBATA
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