工房集より齋藤裕一さんが出展しました。


一本の線は、あるときはひとつの範囲を分け、またあるときは離れたものどうしをつなげます。
そうした相反する機能をもつ線は、空間の中で自らをさまざまに変化させ、かたちをつくり、ときには、かたちにならない何ものかを表します。
「アール・ブリュット」の作品における線は、しばしば意図や計画とはかけ離れた、即興や偶然の結果とみなされます。
反面、それは、作家の抑えがたい衝動や愛着、それに応じた身体の心地よい動きと離れがたく強く結びついています。
そのため、作家のからだと心のしぐさは線にのりうつり、線はしぐさを生むのです。
本展では、10人の作家がつむぎ出す線のしぐさをなぞります。
(ウェブサイトより引用)

展覧会「線のしぐさ」では、1974年の設立以来、アメリカの障害のある人々の 創作活動を牽引し、多くのすぐれた作家を輩出してきたクリエイティブ・グロウ ス・アート・センター(Creative Growth Art Center、以下CGAC)の作家を、日本の作家とともに紹介されます。


「線のしぐさ」展
会  期:2022年4月23日(土)~ 6月26日(日)
開館時間:11時~19時
閉館日:月曜日
会  場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室 1、2
会場ホームページ
入場料:無料
出展作家:齋藤裕一、坂上チユキ、西村一成、東恩納 侑、松浦 繁、
スーザン・ジャノウ、ドワイト・マッキントッシュ、ダン・ミラー、トニー・ペデモンテ、ジュディス・スコット

主  催:(公財)東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 東京都渋谷公園通りギャラリー
特別協力:クリエイティブ・グロウス・アート・センター
後  援:アメリカ大使館


  • 出展作家:齋藤裕一